チャートの裏側:洋画復活 のろしの高さは
果たして、洋画復活ののろしになるか。期待の「ゴジラvsコング」が、スタート3日間で興行収入6億2000万円だった。昨年1月以降に公開された洋画では最高の出足だ。そこだけを見れば健闘と言えるが、日本人になじみ深いコングが登場したゴジラ映画としてはどうだろうか。 ハリウッドゴジラは、今回が4作目。興収は、1作目推定53億円、2作目28億円、3作目32億円である。コングは作品の興行力を上げる。だから新作は、2、3作目超えが期待される。現時点では、最終25億~30億円だろうか。無難か、物足りないか。少し判断が分かれる。 最新の映像技術によって、両雄のバトルはすさまじい。これはファンであれば十分に予...