脚本賞 吉田恵輔「空白」 やっと認めてもらえた
オリジナル脚本、監督貫くスタイル 「空白」で脚本賞の吉田恵輔。自身の脚本を自ら監督というスタイルは一貫し、ほとんどがオリジナル脚本。2021年には「BLUE/ブルー」も公開され、こちらでも受賞が相次いだ。ジワジワと高まった評価が一気にはじけた。「今までわりと、賞に選ばれてないんですよね。今回いろいろいただいて、やっと認めてもらえた感がありました。やってることは変わんないけどなと思いながら」 映コンでは「空白」が、作品部門や監督賞の候補にもなったが、脚本賞がいちばん重要だという。「1人でホン書いてると急に『これ、くだらなくね? 誰が喜ぶんだよ』と思っちゃう瞬間があるんですよ。でも賞に選...
ひとシネマ編集部
2022.3.01