データで読解:好発進 ヒット連鎖に期待
東野圭吾原作、木村拓哉、長澤まさみ共演の「マスカレード・ナイト」が、公開週末土日2日間で5.4億円の興行収入を上げ、動員ランキング1位の好スタートを切った。2019年公開の「マスカレード・ホテル」の続編。前作の6.3億円は下回るが、コロナ禍での営業自粛下において素晴らしいスタートだ。 映画参加者人口内での認知度、意欲度とも前作と同レベルで推移。テレビで宣伝が大規模に展開され、公開12週前から公開までの番組内露出量は前作を大きく上回る。露出量は本年公開映画の中でも「竜とそばかすの姫」に続く2位で、しっかりと話題度を高めていた。 ランキング中の大作も、コロナ前と比較しても健闘している。2位の「...