徹頭徹尾生々しい人間であり続けること。なるほど、これこそが高倉健。
昨日から始まった高倉健を次世代に語り継ぐ企画、 Ken Takakura for the future generations 本日は30代でひとシネマ副編集長も勤めるSYOさんです。 神格化からアイコニックな存在へ 「イメージ」には、人から与えられたものと自分で構築したものがある。僕が「高倉健」という言葉を聞いたときに浮かぶそれは、前者に近い。物心ついて高倉健さんという俳優を認識し、イメージを自己構築するより前に、彼の「逸話」「武勇伝」「影響力」といったものがインプットされていた。いわば、自分(そして恐らく同世代以下)にとって、高倉健さんは神格化された存在なのだ。 わかりやすいのは...
SYO
2022.3.07