Moolin Production , Co ., Ltd.
配給http://moolin-production.co.jp/
70年代に、米海兵隊員として沖縄で若き日々を過ごしたマイロン・カー。友人として彼と青春を分かち合った写真家、石川真生は、その10年後、帰郷した彼を訪ねてフィラデルフィアへ単身で渡米する。当時、住民のほとんどが黒人だった街で、生命力に満ち溢れた人々の姿をフィルムに納め、「ライフ・イン・フィリー」を発表した。本作では、マイロンの遺族と石川の語りを通し、当時の状況を振り返るとともに、沖縄から帰った後のマイロンの葛藤を紐解いてゆく。 © MaoIshikawa
沖縄を取り続ける写真家、石川真生が自身の初期作を語る自伝的ドキュメンタリー。1971年の11.10ゼネストを目撃したことをきっかけに、写真家への道を進んだ石川は、日本に復帰したばかりの沖縄で米国黒人 兵向けの娯楽施設でバーメイドとして働きながら、日記をつけるように写真を撮り続けた。当時の生活が収められた3冊の写真集「熱き日々 in キャンプハンセン!!」(1982年)、「熱き日々 in オキナワ」(2013年)、そして、「そこには愛があった」とキャッチコピーが記された写真集「赤花 アカバナー 沖縄の女」(2017年)を手に、およそ半世紀が経った今、当時の記憶を回想する。石川自身が「最も大事にし...
沖縄県宜野座村に伝わる伝統芸能と芸能を受け継ぐ人々を追ったドキュメンタリー。監督はスイスより沖縄に移住し、「カタブイ、沖縄に生きる」(2016年)、2020年に「KAKERU 舞台の裏の物語」(20年)を監督した映画監督・写真家のダニエル・ロペス。本作が3本目の長編ドキュンメンタリーとなる。 村の息災を祈る獅子舞や芸能の花形・琉球舞踊など、村の生活に彩りを与える芸能の数々は、親から子へ、そして孫の世代へと受け継がれてきた。しかし、そんな村でも芸能に携わる人間の減少は避けられずにいた。そして追い打ちをかけるパンデミック。悪霊を払う獅子舞は道を練り歩き、村を守るために奉納される。舞踊を習いに隣村...