きねむら はるき
映画監督「カフネ」(2023年)
大学卒業を控えた町田志帆(松本いさな)は、4年間付き合っている恋人の藤井北斗(竹内啓)と登山に出かける。山頂までの道、避け続けた〝これからの話〟に直面する。
高校三年生の瀬川澪(山﨑翠佳)は、彼氏の遠山渚(太志)との子を妊娠してしまう。妊娠したことを渚にも家族にも打ち明けられずにいた澪だったが、親友の峯田夏海(松本いさな)にだけ話すことができた。澪は様々な葛藤のなかで、今まで言葉にしてこなかった気持ちを伝えるために、渚の元へ向かう。 大阪芸術大学在学中の杵村春希による長編初監督作品。助監督を務めた大井薫幾の地元である三重県熊野市で全編撮影された。