街をぶっ飛ばせ
ブリュッセル映画学校の卒業制作作品。当時18歳のアケルマンの初めての監督作品で、主演も本人が務めている。 花束を手にアパートの階段を駆け上がったひとりの女。鼻歌を口ずさみながらパスタをつくって食べ、調理器具をばらまき、洗剤をまき散らし、マヨネーズを浴びる。狭いキッチンで縦横無尽に暴れ回った彼女の支離滅裂な行動は、驚くべき事態で幕を閉じる。 シャンタル・アケルマン映画祭2023 (4月7日〜27日)で日本劇場初公開。※「家からの手紙」と併映。 Collections CINEMATEK - ©Chantal Akerman Foundation
製作年 1967年 監督:シャンタル・アケルマン