栗の森のものがたり
監督・脚本・編集を手掛けたのは、フェルメールやレンブラントといったオランダの印象派の画家に影響を受けたというグレゴル・ボジッチ。ロシアの文豪アントン・チェーホフの短編小説にインスピレーションを受けた本作は、長編デビュー作にしてスロべニア国際映画祭で最優秀作品賞、監督賞、男優賞、撮影賞、観客賞など11部門を独占した。イタリアとユーゴスラビアとの国境に位置する広大な森を舞台に、ケチな棺桶職人と、夢見る栗売りの孤独な二人の人生を 独特の映像美で陰影深く描き出した大人のための寓話。 1950年代。息を呑むような美しさを誇った栗の森に囲まれた小さな村。第二次世界大戦終結後、長引く政情不安から人々の多く...
製作年 2018年 監督:グレゴル・ボジッチ