ココロのバショ
監督は、ピンク映画助監督として映画界に入り、様々な作品に携わってきた新人モテギワコ。宗教二世、毒親、ホースセラピーなど、社会的なテーマを若い視点で織り込んだ。 東京都内で母キヌコと二人きりで生活している主人公ユメは、宗教に執心する母からの強い束縛を感じていた。彼女は言葉にならない想いを「母へ宛てた手紙」に書き始めるが、うまくまとめることが出来ない。そんなある日、ユメは一枚の馬のポスターと出会う。そのポスターに惹かれ牧場に行った彼女は、馬たちと触れ合ううち、忘れていた幼少期の記憶を呼び覚ます。他人、母、祖母そして自分。繊細ゆえに多くの悩みを抱えるユメは、心の世界と現実を行き来し、内なる旅を続け...
製作年 2022年 監督:モテギワコ