幻の光
宮本輝の同名小説を原作に、是枝裕和監督の長編映画デビュー作となった本作。石川県輪島市を舞台に、ひとりの女性の「喪失と再生」を描き、1995年べネチア国際映画祭で金のオゼッラ賞(撮影に対して)を受賞した。 ゆみ子の夫・郁夫が突然死へと旅立った。ゆみ子は、愛する人を失った記憶と引きとめることができなかった悔恨を胸に秘め、奥能登に嫁ぐ。新しい夫と家族に囲まれて平穏な日々を送っていたが、ゆみ子の心の中には郁夫が自死したことへのわだかまりが残っていた。 「令和6年能登半島地震輪島支援」として、2024年8月2日(金)よりBunkamuraル・シネマ渋谷宮下にてデジタルリマスター版を限定上映。 © ...
製作年 1994年 監督:是枝裕和