「決断 運命を変えた3.11母子避難」プロデューサー
5年で日本を3000キロ縦断 東北の震災で家族を失ったジャーマンシェパード犬の多聞(たもん)は、離れ離れになった大切な人に会うため5年の歳月をかけて日本を3000キロ縦断する。その途中で出会った人々は多聞と過ごす時間のなかで心が癒やされ人生に希望を見いだしていく。人と人とをつなげながら旅する多聞はどこへ向かっているのか――。 「ラーゲリより愛を込めて」にもクロという犬が 瀬々敬久監督、林民夫脚本と言えば「ラーゲリより愛を込めて」が記憶に新しい。戦後10年、ラーゲリ(収容所)で強制的に働かされた日本人たち。この生活はいつまで続くのか、果たして祖国に帰れる日は来るのか……と希望を見い...
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2025.3.10
元福島県知事佐藤栄佐久氏を襲った前代未聞の収賄事件の真相に迫ったドキュメンタリー「知事抹殺の真実」(2016年)の安孫子亘監督が、7年の歳月をかけ、東京電力福島第一原発の事故によって自主避難を「決断」した10組の家族の苦悩と現状を追ったドキュメンタリー。 2011年3月11日、東日本大震災と福島原発事故により、人生最大の「決断」を迫られた10組の家族の証言。何気ない平和な日常は、3.11によって止められる。放射能に対する予備知識も、避難に関する的確な指示もないまま、最後は自分の身は自分で守る「決断」をするしかなかった。 Ⓒミルフィルム