家さえあれば ~貧困と居住支援~
大阪・西成で生活困窮者に向けた居住支援を続ける坂本慎治さん。連日、全国から相談者がやってくる。職を失った人。虐待を受けていた人。刑務所から出てきた人。全員「家を失った人」だ。大寒波が到来した2022年1月。坂本さんのもとにまた一本の電話がかかってきた。声の主は、二十歳の青年。寮を追われ、夜の街を彷徨っているという。坂本さんはすぐに車を走らせた。「大丈夫、家さえあれば何とかなる」。ナレーターは「ホームレス中学生」著者の田村裕(麒麟)が務める。 全国6都市で順次開催される「 TBSドキュメンタリー映画祭2024 」の大阪、京都会場で限定上映。 ©︎MBS
製作年 2024年 監督:海老桂介