Noah Boyd
作家、「ブリックレイヤー」原作:「脅迫」(ソフトバンク文庫刊)
「ノア・ボイド」記事件数
昨秋公開された山崎貴監督による「ゴジラ-1.0」の興奮冷めやらぬこの春、アメリカから同作を超えんばかりのモンスター映画がやってきた。ゴジラ70周年×「モンスター・ヴァース」シリーズ10周年作品「ゴジラxコング 新たなる帝国」(2024年4月26日全国公開)である。すでに公開国では驚異的大ヒットを記録している。その魅力はいかなるものか? 「ひとシネマ」編集部の目でご案内しよう。 ◎魅力1◎ゴジラとコングの位置付け 「モンスター・ヴァース」でのゴジラ像は日本版ゴジラ像とは異なる。どこか宗教的なたたずまいを漂わす日本版に対して、「モンスター・ヴァース」版は、比類なき物理的パワーが...
ひとシネマ編集部
PR東宝
2024.4.25
監督は、「ダイ・ハード2」(1990年)や「クリフハンガー」(93年)、「ディープ・ブルー」(99年)など、アクション大作を次々と手がけてきたレニー・ハーリン。日本でも人気の作家ポール・リンゼイが、ノア・ボイド名義で上梓した傑作サスペンス小説を映画化した。主演を務めたのは、「サンキュー・スモーキング」(2005年)で、ゴールデングローブ賞主演男優賞にノミネートされたアーロン・エッカート。 ギリシャのテッサロニキで米政府に批判的な女性記者が遺体で発見される。米国の諜報活動への抗議デモが広がるヨーロッパで、何者かがCIAの仕業に見せかけ、世界を敵に回させようとしていた。CIAは捜査の末、容疑者と...