監督は、「ダイ・ハード2」(1990年)や「クリフハンガー」(93年)、「ディープ・ブルー」(99年)など、アクション大作を次々と手がけてきたレニー・ハーリン。日本でも人気の作家ポール・リンゼイが、ノア・ボイド名義で上梓した傑作サスペンス小説を映画化した。主演を務めたのは、「サンキュー・スモーキング」(2005年)で、ゴールデングローブ賞主演男優賞にノミネートされたアーロン・エッカート。
ギリシャのテッサロニキで米政府に批判的な女性記者が遺体で発見される。米国の諜報活動への抗議デモが広がるヨーロッパで、何者かがCIAの仕業に見せかけ、世界を敵に回させようとしていた。CIAは捜査の末、容疑者としてある一人の男にたどり着く。男の名はヴィクター・ラデック(クリフトン・コリンズ・Jr)。1年半前に死亡したはずのCIA諜報員だった。米政府はかつてラデックの同僚で、犯人追跡に特異な才能のある元CIAエージェントのスティーヴ・ヴェイル(アーロン・エッカート)に協力を要請する。レンガ職人として穏やかな生活を送っていたヴェイルは要請を断るが、ラデックが送り込んできた刺客の襲撃を受けたことで、旧友との因縁に決着をつけるべく、再び捜査に身を投じていく。
「ブリックレイヤー」© 2023 BRICKLAYER PRODUCTIONS, INC. All Rights Reserved.
公開日: 2024年03月21日
ブリックレイヤー
予告編を見る:
監督 :
出演 :
プロデューサー :
原作 :
脚本 :
音楽 :
撮影 :
編集 :
原題:The Bricklayer
2023年 /アメリカ、ブルガリア、ギリシャ /110分 /PG12
配給 :
公式サイト: https://klockworx-v.com/bricklayer/
新着記事
黒澤明の大傑作「七人の侍」は、海外で今、どう見られているのか。メルボルン鑑賞リポート
フェイクニュースと陰謀論を疑似体験「エンタメ通してワクチンに」「フィクショナル」
自分の過去が暴かれるかもしれない恐怖を描くスリラー「ディスクレーマー 夏の沈黙」
高倉健没後10年「緋牡丹博徒 二代目襲名」をZ世代ライターが見た「強烈なインパクトを残す主役級の『瞳』」