あるた りさ
漫画家、原作:「明日を綴る写真館」(BRIDGE COMICS/KADOKAWA刊)
あるた梨沙による同名漫画を原作に、「20歳のソウル」(2022年)の秋山純監督が映像化。どうすることもできないまま抱えている人生の〝想い残し〟をテーマに紡ぐ優しい感動作。主人公の鮫島武治を演じるのは、60年に渡る俳優人生の中で初めての主演となる平泉成。相手役の気鋭カメラマン・太一を「Aぇ! group」の佐野晶哉が演じる。 気鋭カメラマン・太一(佐野晶哉)は、さびれた写真館を営む無口なカメラマン・鮫島(平泉成)の写真に心を奪われ、キャリアを捨てて弟子入りを志願する。訪れる客と丁寧に対話を重ね、カメラマンと被写体という関係を超えてまで深く関わる鮫島の姿に、太一は驚きを隠せない。人々の抱える悩み...