Ahn Gooc-jin
1980年生まれ、映画監督「コメント部隊」(2024年)監督・脚本
5年で日本を3000キロ縦断 東北の震災で家族を失ったジャーマンシェパード犬の多聞(たもん)は、離れ離れになった大切な人に会うため5年の歳月をかけて日本を3000キロ縦断する。その途中で出会った人々は多聞と過ごす時間のなかで心が癒やされ人生に希望を見いだしていく。人と人とをつなげながら旅する多聞はどこへ向かっているのか――。 「ラーゲリより愛を込めて」にもクロという犬が 瀬々敬久監督、林民夫脚本と言えば「ラーゲリより愛を込めて」が記憶に新しい。戦後10年、ラーゲリ(収容所)で強制的に働かされた日本人たち。この生活はいつまで続くのか、果たして祖国に帰れる日は来るのか……と希望を見い...
PR東宝
2025.3.10
国家情報院の世論操作事件を題材にしたチャン・ガンミョン氏の同名小説を原作に、世論が形成されるSNSやオンラインコミュニティのようなサイバー空間を、誰かが支配しているかもしれないという〝世論操作〟に疑念を提起する犯罪スリラー。監督・脚本は、「誠実な国のアリス」(2015年)で韓国社会の現実を赤裸々に風刺したアン・グクジン。主演は、ドラマ「私の解放日誌」でブレイクし、「犯罪都市 THE ROUNDUP」(22年)への出演など、今最も影響力のあるトップ俳優のソン・ソック。キム・ソンチョルやホン・ギョンら韓国映画界の新星と共演する。 実力はあるものの見栄っ張りな社会部記者イム・サンジン(ソン・ソック...