原作:「三日月とネコ」(集英社マーガレットコミックス刊)
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昨秋公開された山崎貴監督による「ゴジラ-1.0」の興奮冷めやらぬこの春、アメリカから同作を超えんばかりのモンスター映画がやってきた。ゴジラ70周年×「モンスター・ヴァース」シリーズ10周年作品「ゴジラxコング 新たなる帝国」(2024年4月26日全国公開)である。すでに公開国では驚異的大ヒットを記録している。その魅力はいかなるものか? 「ひとシネマ」編集部の目でご案内しよう。 ◎魅力1◎ゴジラとコングの位置付け 「モンスター・ヴァース」でのゴジラ像は日本版ゴジラ像とは異なる。どこか宗教的なたたずまいを漂わす日本版に対して、「モンスター・ヴァース」版は、比類なき物理的パワーが...
ひとシネマ編集部
PR東宝
2024.4.25
「第1回anan猫マンガ大賞」で大賞を受賞したウオズミアミの作品を、「市子」(2023年)の脚本を担当した上村奈帆が商業映画監督デビュー作として実写映画化した。 書店で働く40代お一人様女性の灯(あかり・安達祐実)、30代精神科医師の鹿乃子(かのこ・倉科カナ)、20代のアパレルショップ勤務の仁(じん・渡邊圭祐)は、熊本地震をきっかけに知り合い、意気投合して共同生活をすることに。3人に共通しているのはみんな猫が好きなこと。愛猫のミカヅキと共に、助け合いながら仲良く暮らしている。これまでごく普通の人生を歩んできた灯にとって、人生で一番〝普通ではない生活〟をしているものの、その生活はとても楽しくて...