自殺ルーム
ポーランドの若手注目監督、ヤン・コマサが日本の〝ひきこもり〟に着想を得て製作した長編デビュー作。恵まれた環境で不自由なく暮らしながら、どこか満たされないティーンエイジャーが、現実と仮想空間のはざまでもがく様をアニメーションを組み合わせて描く。 学校でひどい屈辱を受けたドミニクは、外の世界から孤立し始め、コンピューターの中ですべての時間を過ごすようになる。「自殺ルーム」というチャットルームで謎の少女シルビアに出会った彼は、やがて大切なものを失っていく。 2024年11月22日から28日の日程でYEBISU GARDEN CINEMAにて開催される「ポーランド映画祭2024」で日本初上映。
製作年 2010年 監督:ヤン・コマサ