Caolan Byrne
クリミア戦争に参加した看護師のリブは、アナという少女を監視する仕事を依頼されてアイルランドの寒村に向かっていた。敬虔だが貧しい家に生まれ育ったアナは、4ヵ月も何も食べずに生きている奇蹟(きせき)の少女だという。論理的なリブは詐欺か茶番に違いないと考えるが、アナの信仰心と純粋なたたずまいに引かれていく。