「エッフェル塔~創造者の愛~」
ニューヨークの自由の女神の制作に参加したことで、名声を得たギュスターブ・エッフェル(ロマン・デュリス)。1889年のパリ万国博覧会に向けて、シンボルとなるモニュメントを造ることになる。その決意の裏側にはかつて愛し合い、今は人妻となったアドリエンヌ(エマ・マッキー)の存在があった。 エッフェル塔が完成するまでの道のりに、再会した元恋人をめぐるフィクションを織り交ぜた作品。今やパリを象徴する塔だが、建造時には住民のみならずバチカンからも反対の声が上がったことや賃上げを要求する作業員たちとのやりとりなど、いくつもの困難があった。過去と現在を行き来しながら描かれる身分違いの恋は情熱的で生命力にあふれ...