Han Jay
1987年5月05日 生まれ
映画監督「私たちは天国には行けないけど、愛することはできる」(2024年)監督・共同脚本
5年で日本を3000キロ縦断 東北の震災で家族を失ったジャーマンシェパード犬の多聞(たもん)は、離れ離れになった大切な人に会うため5年の歳月をかけて日本を3000キロ縦断する。その途中で出会った人々は多聞と過ごす時間のなかで心が癒やされ人生に希望を見いだしていく。人と人とをつなげながら旅する多聞はどこへ向かっているのか――。 「ラーゲリより愛を込めて」にもクロという犬が 瀬々敬久監督、林民夫脚本と言えば「ラーゲリより愛を込めて」が記憶に新しい。戦後10年、ラーゲリ(収容所)で強制的に働かされた日本人たち。この生活はいつまで続くのか、果たして祖国に帰れる日は来るのか……と希望を見い...
PR東宝
2025.3.10
階級差別や性差別が色濃く残る1999年を舞台に、10代の少女たちを取り巻く理不尽な境遇と、それにも関わらず愛することの喜びと美しさを描く愛と友情の物語。監督は、「Take Me Home (英題)」(2020年)で偏見と不条理な社会制度の中で生きる同性カップルを通して、家族の意味を問うたハン・ジェイ。ハン監督がたまたま読んだ本の一節から本作の着想を得たという。「はちどり」(18年)のパク・スヨンとNetflixシリーズ「イカゲーム」に出演したイ・ユミが、お互いの愛を信じ、守ろうとした少女たちを演じる。 世紀末が近づく1999年、地球終末論があちこちで聞かれた不安の時代。高校のテコンドー部に所...