台湾史上最も怖い!「呪詛」 観客を巻き込むSNS時代の恐怖描写:オンラインの森
この7月にNetflixで配信スタートした「呪詛」(2022年)は、「台湾史上最も怖い」という触れ込みがネット上に飛び交っているホラー映画だ。近年の台湾ではホラーが盛んに作られており、とりわけ「怪怪怪怪物!」(17年)、「返校 言葉が消えた日」(19年)、「哭悲 THE SADNESS」(21年)は日本でも話題を呼んだ。 ひとたびヒット作が生まれると、映画ファンはさらなる怖いホラーを望み、若いフィルムメーカーたちが競い合うようにして新たな恐怖表現にチャレンジする。かつてのJホラーがそうであったように、台湾で勢いづいているホラーのマーケットは、今まさしく好循環のまっただ中にあるようだ。 ...
高橋諭治
2022.8.14