ダブル・ライフ
中国・北京電影学院を卒業後、立教大学大学院で演出を学んだ余園園(ヨ・エンエン)の初長編作品。「人間レンタル業」を描いたベルナー・ヘルツォーク監督の「ファミリーロマンス社」(2019年)に着想を得て、中国人として外側から見た日本像を脚本にしたためた。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2022国内コンペティション部門で最優秀長編作品賞を受賞。2023年イタリア・バーリ国際映画祭では、監督賞を受賞した。 詩織(菊地敦子)は、夫にキャンセルされたワークショップに、代行業者の淳之介(松岡眞吾)に夫役を依頼して参加する。ワークショップで手と手が触れると、相手に心を覗かれているような不思議な体験をした詩織は...
製作年 2021年 監督:ヨ・エンエン