「TOVE トーベ」
第二次世界大戦の最中に、不思議な生き物たちが登場するムーミントロールの物語を書き始めたトーベ・ヤンソン(アルマ・ポウスティ)。戦後も創作活動に没頭するが、名の知れた彫刻家の父親(ロベルト・エンケル)との関係や、保守的な美術界の空気は彼女にとって心地のいいものではなかった。ある日、トーベは政治家でジャーナリストのアトス・ヴィルタネン(シャンティ・ローニー)と恋に落ちる。既婚者である彼との関係を終わらせたのは、舞台演出家の女性、ヴィヴィカ・バンドラー(クリスタ・コソネン)だった。 日本でも愛され続けるムーミンの生みの親の人生に迫った人間ドラマ。スナフキンのモデルになった人物の描写などはあるものの...