「窪田正孝さんと毎日映画コンクールに背中を押された!」Z世代が見た第77回毎日映画コンクール
ああ、こういうことか。 「映画の推し事」 この言葉をここまで体の全体で感じた日はなかった。映画人として生きる人々のすてきな祭典であったことは間違いないだろう。「好きな事=推し事」として追求し続ける姿はいつだって輝いて見える。「好きこそものの上手なれ」という言葉があるように、頑張りの根源は物事への執着心ではないだろうか。毎日映画コンクールは、まさに「推し事」を「お仕事」としている人々の表彰式であった。 「映画が好き」というたった一つだけの理由で、私はこうしてひとシネマの学生ライターの名を借り、実に多くの経験をさせてもらっている。本当に幸せだ。私は前世でどれだけ多くの徳を積んでいたのだ...
堀陽菜
2023.3.01