Wu Kang Ren
1982年11月23日 生まれ
呉慷仁
クアラルンプールの荒廃したスラム地区で身分証明書すら与えられず、人間としての基本的な権利を奪われて生きてきた兄弟の過酷な運命を描く。メガホンをとったのは、社会派作品のプロデューサーとして国際的な評価を得てきたジン・オング。本作が自ら監督・脚本を手がけた長編デビュー作となった。聾唖(ろうあ)の兄アバンを演じたのは、台湾の人気俳優ウー・カンレン。本作で第60回金馬奨で最優秀主演男優賞を獲得したのをはじめ、各映画祭・映画賞の演技賞を総なめにした。無鉄砲な弟アディを演じたのは、マレーシアのスター俳優ジャック・タン。ジン・オング監督のプロデュース作品の常連的存在で、彼も本作で多くの助演男優賞を手にした。...
湖南省から香港に渡ってきたユェンとチュエの姉妹とその家族の20年の物語。香港が中国に返還された1997年、2007年、2017年の3部に分け、香港社会の変遷と家族が直面する様々な出来事を描く。監督・脚本のサーシャ・チョクは、2017年のユェン役として出演。2007年のユェンを演じたヨーヨー・ツェーは、第42回香港電影金像奨で最優秀新人賞を受賞するなど数々の映画賞に輝いた。 2024年11月1日より東京(YEBISU GARDEN CINEMA)で開催される「香港映画祭2024 Making Waves - Navigators of Hong Kong Cinema 香港映画の新しい力」にて...
恐ろしい連続殺人が街を大混乱に陥れる中、狡猾(こうかつ)な殺人犯との危険なゲームに足を踏み入れたひとりの検事。果たしてその執念で、犯人を追い詰めることはできるのか。