プロミシング・ヤング・ウーマン
優秀な医大生だったが、ある出来事をきっかけに中退し、今はカフェで働くキャシー(キャリー・マリガン)。バーで酔ったふりをして、誘ってきた男たちに制裁を加える日々を送っていた。そんな彼女の前に、大学の同級生で小児科医になったライアン(ボー・バーナム)が現れる。 〝前途有望な若い女性〟が、なぜこの生き方を選んだのか。男と女、加害と被害を巡る壮絶な復讐(ふくしゅう)劇とともに、秘密が明かされていく。女優としても活躍するエメラルド・フェネルが自らの脚本を監督し、今年のアカデミー賞脚本賞に輝いた。先読みできない展開で見る者を引き込む脚本はもちろん、カフェのカラフルな色合いやキャシーの自宅の華美なインテリ...