Andreas Döhler
第一次世界大戦下のドイツ。17歳のパウル(フェリックス・カメラー)は祖国のために戦おうと、反対する親に黙って友人たちと兵士に志願。パリへの侵攻も間近と聞いて意気揚々と西部戦線に向かうが、膠着(こうちゃく)状態に陥った最前線の凄惨(せいさん)な現実を目の当たりにする。終わりの見えない戦いの中で、パウルは戦友たちを失い、自らの感情を見失っていく。 ©Reiner Bajo