かねした たつお
劇作家、「アーバンクロウ」原作「アーバンクロウ – 呼吸(いき)もできない」
「鐘下辰男」記事件数
昨秋公開された山崎貴監督による「ゴジラ-1.0」の興奮冷めやらぬこの春、アメリカから同作を超えんばかりのモンスター映画がやってきた。ゴジラ70周年×「モンスター・ヴァース」シリーズ10周年作品「ゴジラxコング 新たなる帝国」(2024年4月26日全国公開)である。すでに公開国では驚異的大ヒットを記録している。その魅力はいかなるものか? 「ひとシネマ」編集部の目でご案内しよう。 ◎魅力1◎ゴジラとコングの位置付け 「モンスター・ヴァース」でのゴジラ像は日本版ゴジラ像とは異なる。どこか宗教的なたたずまいを漂わす日本版に対して、「モンスター・ヴァース」版は、比類なき物理的パワーが...
ひとシネマ編集部
PR東宝
2024.4.25
舞台プロデュースを主に活動してきた土屋士率いる「演劇集団ツチプロ」とCMプロデューサー早川玲奈がタッグを組んだ2本目の映画作品。監督を務めたのは、俳優として活動する傍ら、自身でも定期的に自主映画を製作してきた橋本一郎。本作が 初監督・主演作品となる。 ある夏の日。都内の古いアパートの一室で、住民の女性を強姦し、その父親を撲殺するという凄惨な事件が起きる。刑事の赤井一郎は、重要参考人である被害女性・望月澪の監視任務にあたっていると、上司の来栖がやってくる。来栖は、容疑者に警察庁関係者が浮上したことで、事件が揉み消されるのではないかとの焦りを赤井へぶつける。望月澪から証言を引き出せと命令された赤...