同じ下着を着るふたりの女
監督・脚本は、チョンジュ国際映画祭出品された短編「Hamster」(2016年)、ソウル独立映画祭(SIFF)で審査員賞を受賞した短編「Container」(2018年)、そして、韓国映画アカデミーの卒業制作として製作された本作で長編デビューしたキム・セイン。相手を完全に愛しきることも憎むこともできない「母と娘」の関係を、同じ女性の視点から描き出した本作は、2021年釜山国際映画祭に出品され、ニュー・カレンツ賞やNETPAC賞など5つの部門で受賞。その後、ベルリン国際映画祭のパノラマ部門や東京フィルメックスにも選出された。 30歳を目前に控えたイジョンと母スギョンは、ふたりで団地に同居して...
製作年 2020年 監督:キム・セイン