「オペレーション・フォーチュン」 キャスティングの妙が光る痛快アクション
英国諜報(ちょうほう)局(MI6)御用達の敏腕エージェント、オーソン・フォーチュン(ジェイソン・ステイサム)は、闇で取引されているという〝ハンドル〟と呼ばれる物を追跡、回収するミッションを与えられる。MI6のコーディネーター(ケイリー・エルウィズ)、毒舌の天才ハッカー(オーブリー・プラザ)、新米スナイパー(バグジー・マローン)らを率いて任務に挑む。 ガイ・リッチー監督とステイサムのタッグと聞けば、それだけで面白さは約束されたようなもの。今回の作品でもぶっきらぼうなステイサムを中心に、痛快なアクションで見る者を引き込む。何よりも楽しいのは、個性豊かな面々とのコミカルな絡み。最近はすっかりクセの...