「大人のラブストーリーでタブーを探究した」 ミルチョ・マンチェフスキ監督:東京国際映画祭
東京国際映画祭コンペティション部門に出品されている「カイマック」。エロチックで風刺がきいて、時に大笑い。欲望にかられた男女の群像劇だ。わたしがこれまで見たコンペ10作の中で、抜群に面白い。デビュー作「ビフォア・ザ・レイン」でベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞した、北マケドニアのミルチョ・マンチェフスキ監督の最新作で、東京が世界初披露だ。「東京は披露するのにぴったりだと思った」というマンチェフスキ監督に聞いた。 「カイマック」より (C)Banana Fillm,Meta Film, N279 Entertainment, Jaako dobra produkcija, all ri...
勝田友巳
2022.10.29