ニライカナイからの手紙
沖縄県の竹富島で母と暮らしていた風希は7歳を境に母と離れ離れになる。郵便局で働く祖父のもとで青春時代を送るが、誕生日の日には必ず東京にいる母から一通の手紙が届く。思春期になると母のいない生活で母を恨むようになるが、高校卒業を目前にして次第に自分の中に抱いていた風希の父と同じ「カメラマン」という職業に憧れて東京に行くることを決意。そして、毎年手紙でしか感じられなかった母親から20歳になればすべてを教えてくれるという手紙が届き、その言葉を信じてスタジオマンとして東京で夢を追いかける。
製作年 2005年 監督:熊澤尚人