きたはら みえ
1933年7月22日 生まれ
田中絹代の監督2作目。斎藤良輔、小津安二郎脚本。戦争で疎開した奈良に住みついた浅井家には、未亡人の千鶴、未婚の綾子、節子の3姉妹がいた。寺に間借りしている千鶴の亡夫の弟昌二は、節子と愛しあっていた。節子は、昌二の旧友で電気技師の雨宮と綾子を結びつけようと、偽の電話で2人を呼び出して月の出の公園で会わせたりする。3姉妹の恋模様をユーモアを交えて描いた。