コンパートメントNo.6
ユホ・クオスマネン 監督2作目にして 2021年のカンヌ国際映画祭グランプリを獲得した本作。 ロサ・リクソムの同名小説を原案にした雪深い北の街を舞台に描かれるロードムービー。 モスクワに留学中のフィンランド人学生ラウラ(セイディ・ハーラ)は、恋人の大学教授イリーナ(ディナーラ・ドルカーロワ)にドタキャンされ、古代ペトログリフを見に行く旅は急遽一人旅になる。寝台列車6号コンパートメントに乗り合わせたのは、炭鉱労働者の男リョーハ(ユーリー・ボリソフ)。粗野な振る舞いで、傷心のラウラにとって最悪な旅のはじまりとなるが、長い 旅を共にするうちに、お互いの不器用な優しさや魅力に気づいていく。 ...
製作年 2020年 監督:ユホ・クオスマネン