インタビュー:エレン・キム 「プチョン国際ファンタスティック映画祭がアジアの公共としての発展の場になる」
偶然にも尹錫悦韓国大統領の来日の翌週、プチョン(富川)国際ファンタスティック映画祭のプログラムディレクター・エレン・キムさんが来日し毎日新聞社を訪問した。同映画祭は昨年から勝田友巳ひとシネマ編集長も参加して友好を深めている。 「同映画祭がアジアの公共としての発展の場」になることを熱望 この映画祭は世界メニエル連盟に加入するアジア唯一の映画祭で、現在アジアのジャンル映画祭をけん引している。運営資金は韓国の韓国映画振興委員会(コフィック)や京畿道、富川市の負担を基に協賛を集め運営している。その予算は日本の映画祭よりはるかに潤沢で、特に今年は富川市制50周年を記念して行われるのでさらに華...
宮脇祐介
2023.3.27