三谷幸喜が2008年に脚本・監督を務めた映画「ザ・マジックアワー」を中国でリメークした本作。中国でもファンの多い三谷作品であることに加え、本作で映画初主演となったウェイ・ショウが実際に舞台俳優だった為、「ストーリーとリンクしている」と、話題になり、中国では7カ月に渡るロングラン上映となった。監督は、「 愛しの故郷」や「沐浴之王」(いずれも2020年)の脚本を手掛け、本作が映画監督デビューとなるシン・ウェンション。
万年エキストラの役者・ウェイは何度失敗しても諦めることなく、俳優の夢を追い続けていた。ある日、彼は大スターの女優・ミランから映画の主役となる、伝説の殺し屋・カール役に抜擢される。ミランとその弟で映画監督のミラーが画策した〝芝居計画〟はやがてコントロールを失い、それぞれの思惑が交錯する中、ウェイたちは次々と予期せぬ展開に巻き込まれていく。
©New Classics Media
公開日: 2023年07月07日
トゥ・クール・トゥ・キル ~殺せない殺し屋~
予告編を見る:
監督 :
出演 :
脚本 :
原題:这个杀手不太冷静/Too Cool to Kill
2021年 /中国 /109分 /G
配給 :
公式サイト: https://toocool-movie.com/
新着記事
3回の大統領選取材で知ったトランプの実像 元特派員が見た「アプレンティス」とその後
若きデヴィッド・ボウイがバンドメンバーを犠牲に「デヴィッド・ボウイ 幻想と素顔の狭間で」人間的な、あまりに人間的な
88年F1鈴鹿GP「コースに神を見た」セナを取材 元レース記者が見たNetflix「セナ」の再現度
この1本:「#彼女が死んだ」 片時も休まぬ急展開