Soi Cheang
1972年7月10日 生まれ
鄭保瑞映画監督「アクシデント」(2009年)「リンボ」(2021年)「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」(2024年)
かつて隆盛を誇った香港の映画産業は、中国資本による買収、本土への人材流出などによって衰退し、製作本数が激減した。ところが、そんな寂しい現状を吹き飛ばすかのように、とてつもない娯楽大作が出現した。香港映画の歴代最高動員記録を塗りかえたスペクタクル活劇である。 1980年代。天涯孤独の密入国者ロッグワン(レイモンド・ラム)が、黒社会のボス(サモ・ハン)ともめ事を起こし、九龍城砦(じょうさい)へ逃げ込む。男気あるリーダーのロン(ルイス・クー)に受け入れられたロッグワンは、気のいい住人たちとの絆を深めていくが、城砦の所有権を狙うボスの一味との抗争が勃発する。 舞台となる九龍城砦は、香港の九龍城地区...
2025.1.24
2月13日、東京・目黒の目黒パーシモンホールにて行われた第79回毎日映画コンクールの贈呈式。受賞者がそれぞれの喜びや感動を自らの声で伝えました。その模様の写真を日本橋室町のCOREDO室町1B1エスカレーター横にて展示します。監督・俳優部門受賞者が電照パネル・ルーファスにて掲示されます。パネルの中のQRコードを読み込めばひとシネマ内の第79回毎日映画コンクールの記事が読むことができます。期間は3月18日(火)~4月7日(月)。 なお、期間中イベントの模様を「#第79回毎日映画コンクール」を付けてX、Facebook、Instagramにアップすると抽選で 「 TOHOシネマズ日本橋 」 ...
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2025.3.10
1980年代、香港へ密入国した若者チャンは、黒社会のルールを拒んだため、組織に目を付けられる。追い詰められたチャンが逃げ込んだ先は、無数の黒社会が覇権を争っていた九龍城砦(きゅうりゅうじょうさい)だった。彼はここで3人の仲間と出会い、深い友情を育んでいく。しかし、九龍城砦を巻き込む抗争が激化し、チャンたちはそれぞれの信念を胸に、命を賭けた戦いに挑むことになる。 監督は、2006年「ドッグ・バイト・ドッグ」で長編映画デビューし、ショーン・ユー主演、魔裟斗共演の「軍鶏 Shamo」(06年)や「モータ―ウェイ」(12年)、「ドラゴン×マッハ!」(15年)など、数多くのアクション作品を手掛け、「L...
「運命」をキーワードに描かれる、残虐で重厚なサスペンス。「リンボ」(2021年)のソイ・チェン監督が、同作に続いてラム・カートンを主演に迎えた最新作。2023年のベルリン国際映画祭でプレミア上映され、第47回香港国際映画祭のオープニングを飾った。 2023年11月2日(木)~5日(日)の日程で、YEBISU GARDEN CINEMAで開催される「 香港映画祭2023 Making Waves - Navigators of Hong Kong Cinema 香港映画の新しい力 」で日本初上映。 © 2022 MakerVille Company Limited and Noble Ca...
マレーシア生まれで香港に移住したラウ・コックルイ(劉國瑞)監督の初長編作品。香港を代表する俳優アンソニー・ウォンが息子と距離のある孤独なタクシー運転手チャン・バクヤッを演じ、台湾の第59回金馬奨で最優秀主演男優賞を受賞した。また、相手役の少年ハッサンをパキスタン出身で香港に暮らすサハル・ザマンが演じ、第41回香港電影金像奨最優秀新人俳優賞を10歳で獲得している。 パキスタンから香港にやって来た両親の下に生まれたハッサンの夢は、家族とともにカナダに移住することだった。しかし、突然の交通事故で父親が命を落としてしまい、彼の夢も打ち砕かれた。チャン・バクヤッは、1970年代に本土から香港に密入境し...