Sammo Hung(Sammo Kam-Bo Hung)
1952年1月06日 生まれ
洪金寶俳優、映画監督「七人樂隊」(2020年)監督
1980~90年代、香港製アクション映画は大人気だった。ジャッキー・チェン、サモ・ハン・キンポーらカンフースターが並び、物語はたわいなくてもアクション場面が派手。危険なアクションで映画を支えたスタントマンに焦点を当てたドキュメンタリーだ。 当時の香港映画、とにかく痛そう。掌底や蹴りを食らって派手に吹っ飛ぶ、背中から地面にたたきつけられる。高い所から落ちる、もっと高い所から落ちる。コンピューターグラフィックスのない時代、すべて生身。スタントマンたちは「ノーと言えば仕事がなくなる」「他のチームに負けたくなかった」と振り返る。よくぞ生還できたものだ、とあきれるやら感心するやら。とはいえけがは茶飯事...
2023.1.13
1980年代、香港へ密入国した若者チャンは、黒社会のルールを拒んだため、組織に目を付けられる。追い詰められたチャンが逃げ込んだ先は、無数の黒社会が覇権を争っていた九龍城砦(きゅうりゅうじょうさい)だった。彼はここで3人の仲間と出会い、深い友情を育んでいく。しかし、九龍城砦を巻き込む抗争が激化し、チャンたちはそれぞれの信念を胸に、命を賭けた戦いに挑むことになる。 監督は、2006年「ドッグ・バイト・ドッグ」で長編映画デビューし、ショーン・ユー主演、魔裟斗共演の「軍鶏 Shamo」(06年)や「モータ―ウェイ」(12年)、「ドラゴン×マッハ!」(15年)など、数多くのアクション作品を手掛け、「L...
「龍虎武師」とは、直訳すると「ドラゴン・タイガー」。力に力を重ね、勇気に勇気を重ねるというシニアスタントマンの信念を表す言葉だ。ハリウッドをはじめとする世界中の映画に影響を与えた香港映画のアクション。華麗かつ危険なアクションの影には、スタントマンたちの存在があった。香港のアクションにはどんな危険な撮影でも決してNOとは言わないスピリッツで挑んできたスタントマンたちの功績があったからこそ。本作は、香港アクション映画の発展に身を捧げてきたスタントマンたちの激闘の歴史を追った〝最も熱く〟〝最も痛い〟ドキュメンタリー。 監督は「ザ・ルーキーズ」のプロデュースで知られるウェイ・ジュンツー。3年の撮影期...
ジョニー・トー監督の働きかけで、香港を代表する名匠が集ったオムニバス映画。1950年から未来までを舞台に紡がれた、15分ほどの七つの物語。 「稽古」サモ ・ハン監督 「校長先生」アン・ホイ監督 「別れの夜」パトリック・タム監督 「回帰」ユエン・ウーピン監督 「ぼろ儲け」ジョニー ・トー監督 「道に迷う」リンゴ ・ラム監督 「深い会話」ツイ・ハーク監督 ©2021 Media Asia Film Production Limited All Rights Reserved