「混沌(こんとん)とした時代に〝正義〟を考える」 今見るべき「ウルトラセブン」
第35回東京国際映画祭で29日、ジャパニーズ・アニメーション部門に出品された「ウルトラセブン」55周年記念上映トークショーが行われた。監督の樋口真嗣、評論家・監督の樋口尚文、アニメ・特撮研究家・明治大学大学院特任教授の氷川竜介が登壇。アニメ評論家である藤津亮太がモデレーターとなり、「ウルトラセブン」が残した功績や「ウルトラセブン」を「2022年の今」見るべき理由について語り合った。 知能ある宇宙人、文明の衝突 1966年に放送された「ウルトラマン」から、1年の時を経て誕生した「ウルトラセブン」。まずはどう進化したのかを藤津が問いかける。 「世界観や設定が強く固められていました」と答...
きどみ
2022.10.30