オンラインの森:「私ときどきレッサーパンダ」 オスカー有力? 風通し良い青春コメディー
ピクサーの実力と先進性は健在 コロナ禍の影響で、ディズニーはピクサー・アニメーション・スタジオの新作長編の劇場公開を3本続けて取りやめた。ピクサーはディズニーの完全子会社なので、どうしてもディズニーが自社製作のアニメ映画を優遇しているように見えてしまうが(ただしピクサーの次作「バズ・ライトイヤー」は劇場公開が決まっている)、3DCG(三次元コンピューターグラフィックス)アニメのパイオニアであるピクサーの実力が落ちたわけでも、先進的な姿勢が失われたわけでもない。それを証明する快作が、先月からディズニープラスで配信が始まった「私ときどきレッサーパンダ」だ。 舞台は2002年のカナダ・トロン...
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村山章
2022.4.17