おだ かおり
映像作家「鉱 ARAGANE」(2015年)「セノーテ」(2019年)「Underground アンダーグラウンド」(2024年)
第75回ベルリン国際映画祭で、小田香監督の日本映画「Undergroundアンダーグラウンド」が上映された。小田監督は出演した吉開菜央と現地入りして上映に臨み、終了後の質疑応答にも参加。ベルリンは初めてという小田監督は「温かい雰囲気での上映だった。観客との質疑応答も楽しいです」と映画祭を楽しんでいた。 虚実を行き来 拾われにくい物語に光を当てる 「Undergroud」は、札幌の融雪槽や地下鉄、沖縄のガマなど日本各地の「地下」の風景を16ミリフィルムで撮影した。カメラを持ち込むだけでなく、〝シャドウ(影)〟が観客を案内するように現れ、融雪槽の水面に映像作品を投影したり、ガマで平和...
勝田友巳
2025.2.22
2月13日、東京・目黒の目黒パーシモンホールにて行われた第79回毎日映画コンクールの贈呈式。受賞者がそれぞれの喜びや感動を自らの声で伝えました。その模様の写真を日本橋室町のCOREDO室町1B1エスカレーター横にて展示します。監督・俳優部門受賞者が電照パネル・ルーファスにて掲示されます。パネルの中のQRコードを読み込めばひとシネマ内の第79回毎日映画コンクールの記事が読むことができます。期間は3月18日(火)~4月7日(月)。 なお、期間中イベントの模様を「#第79回毎日映画コンクール」を付けてX、Facebook、Instagramにアップすると抽選で 「 TOHOシネマズ日本橋 」 ...
PR三井不動産商業マネジメント
2025.3.10
映画学校「film.factory」の卒業制作作品「鉱 ARAGANE」(2015年)ボスニア・ヘルツェゴビナの炭鉱を題材に選び、第1回大島渚賞を受賞した「セノーテ」(19年)では、メキシコのユカタン半島北部に点在するセノーテと呼ばれる洞窟内の泉と地下世界にカメラを向けてきた小田香が、日本の地下世界を描く。出演は、米津玄師「Lemon」MVのダンスで鮮烈な印象を残した映画作家であり、ダンサーの吉開菜央が、ある女の姿を借りた「シャドウ(影)」という存在を演じている。 地下の暗闇から、現れた「シャドウ(影)」は、ある女の姿を借りて、時代も場所も超えて旅を始める。滲み出す地下水に濡れる、地下鉄が...