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「明ける夜に」(2023年)で、大人になりきれない若者たちの夏の終わりをシュールな会話劇で描き、 東京学生映画祭ほか多くの映画祭で賞を受賞した 堀内友貴監督による新たな夏の映画。お祭りの日に、お祭りに行かない人たちの5つの物語は、初上映の場となった第24回TAMA NEW WAVEコンペティション会場を爆笑の渦に巻き込み、審査員特別賞を受賞した。主演は、松尾スズキ作・演出の「ふくすけ」に出演で注目された米良まさひろ。「あの群青の向こうへ」(18年)や「モダンかアナーキー」(23年)などの斎藤友香莉、さらに、五十嵐諒、花純あやの、堀内友貴に加え須藤叶希、塚田愛実ら注目の若手俳優が共演する。 ...
福井映画祭15THで観客賞、おおぶ映画祭2023で⼊選を果たした映画「まだ君を知らない」(2022年)を⼿掛けた福岡佐和⼦とはまださつきによる映像制作ユニット「しどろもどリ」による本作は、監督を務めた福岡佐和⼦自身の体験に基づくオリジナル企画。 静岡スミコは、自分が何が猛烈に好きで、何が耐え難く嫌いか、何を面白く思っているのか、それらをちっとも感じられないまま人生を過ごしてしまっていることに、ふと気づいた。それから、彼女は自分と会話を始める。実家の猫の「おこげ」がとても大事。馴染めない場所に馴染もうとしたあとにはおいしいチョコが必要。白いスキニーからパンツが透けている人が気になる…。入社4カ...
日本大学芸術学部演劇学科卒のはまださつきと、映画学科卒の福岡佐和子による映像制作ユニット「しどろもどリ」初の長編劇映画。何事にもこだわらないということに強いこだわりを持つ安藤安(はまださつき)、恋愛に対して強い拒否感を感じている婚活女子の忍静江(高田歩)、誕生日をどうしても祝わられたい星野源希(原恭士郎)、なんとなく幸せな日々を過ごす女子大生武部凪(成瀬志帆)の4人の主人公が織りなす日常を描く。
監督は、「また春が来やがって」(2021年)で第32回東京学生映画祭観客賞と審査員特別賞を受賞し、本作が長編デビュー作となる堀内友貴。本作は、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭、TAMA NEW WAVE、東京学生映画祭、なら国際映画祭、田辺・弁慶映画祭に出品され、グランプリ2つを含む計5冠を獲得した。物語は8月31日から9月1日にかけて、夏の終わりのそれぞれの一晩を過ごす若者たちのコミカルで爽やかな群像劇。 予定していた面接が急遽延期になった就活生の山ノ辺(五十嵐諒)とキミ(花純あやの)。野球部のマネージャーだった凛子(としお理歩)に電話をかける秀一(米良まさひろ)。コンビニでバイト中の健斗...