1965年5月13日 生まれ
俳優(みやたに)、映画監督(みやたにたかし)、脚本、弁護士(宮谷隆)
高校3年の夏休み。補習のため登校した業力レイナは、異常な言動を繰り返す教師たちに遭遇する。魔の手がすぐそこに迫ったその時、突如レイナの腕が〝触手化〟し、異常者を撃退することができる。「いったいこの触手は?」恐怖にとらわれながらも、行方不明になった友人を探すため、レイナは狂気の運命と対峙する。 監督・脚本を務めたのは、シナリオ・センターやニューシネマ・ワークショップで映画を学び、地元北海道で撮影した「白獣」(2021年)で日本芸術センター第13回映像グランプリのグランプリ受賞や、京都国際映画祭クリエイターズ・ファクトリー2021で審査員特別賞を受賞した高橋佑輔。女子高校生たちの青春や友情を描き...
日本大学芸術学部演劇学科卒のはまださつきと、映画学科卒の福岡佐和子による映像制作ユニット「しどろもどリ」初の長編劇映画。何事にもこだわらないということに強いこだわりを持つ安藤安(はまださつき)、恋愛に対して強い拒否感を感じている婚活女子の忍静江(高田歩)、誕生日をどうしても祝わられたい星野源希(原恭士郎)、なんとなく幸せな日々を過ごす女子大生武部凪(成瀬志帆)の4人の主人公が織りなす日常を描く。
脚本・監督・製作を務めた霧生笙吾の2022年武蔵野美術大学の卒業制作作品。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2022における国内コンペティション長編部門入選。 肉体から意識を解放することが可能となった近未来。宇宙飛行士になることを諦め、地球で働く慶次は、心を病む妻の静と暮らしていた。ある日、慶次は新たな宇宙開発の噂を聞き、静とともに「積極的選択としての死」にも等しい〝意識のみの存在〟になることへ憧れを抱き始める。 ©️JOURNEY 2023/Cinemago
受刑者の採用を支援している実在の就職情報誌の活動にヒントを得て製作された。監督は劇映画からドキュメンタリーまで幅広く手がける舩橋淳。元受刑者の社会復帰に横たわる問題を描いた。 ひき逃げによる殺人罪で10年服役して出所した田中(辻井拓)は、中華料理店で職を得たものの、うまくいかない。彼に職を紹介した就職情報誌「CHANGE」の藤村(久保寺淳)は社会の差別と不寛容に苦しむ出所者たちを目の当たりにし、米国の演劇による心理療法「ドラマセラピー」を始める。元受刑者たちと稽古を重ね、舞台「ツミビト」を公演するまでに至るのだが。 横須賀刑務支所の石けん「ブルースティック」や函館少年刑務所の「道中ウォレッ...
原作は、2009年の函館港イルミナシオン映画祭受賞シナリオ「記憶代理人」。脚本・監督は、「Wiz/Out」(2007年)、「リバースダイアリー」(2017年)の園田新。主人公の西潤一を演じるのは、「NEW CINEMA PROJECT」俳優部門グランプリ受賞し、「騎士竜戦隊リュウソウジャー」など、ドラマ・映画で活躍する兵頭功海。もう一人の主人公・神崎優衣を「人狼ゲームデスゲームの運営人」(2020年)でヒロイン役をつとめた桃果が演じる。 舞台俳優の西潤一は、ミュージシャンの神崎優衣と路上パフォーマンスを通じて出会う。お互いの過去や秘密を語り合い、惹かれ合うふたりだったが、西は自らの記憶力が...
高橋佑輔監督初長編作品。監督の地元北海道の氷点下20度の雪山で、オール屋外ロケ、自然光撮影を敢行。 遠い昔、世界の果てに、険しい山々に囲まれた、“ファリ”と“ネスタリコ”という2つの村があった。 長きにわたる寒波は、深刻な食糧難を生み、やがて2つの村は争いを始めた。熱病も蔓延し、疲 弊しきった人々には、もはや戦う気力は残されていなかった。 “ファリ” の村人ショウたちは、新天地を目指し、山越えを試みる。しかし、古より、大地を囲む 山々には”白獣”という魔物が潜んでいるという伝説がある。仲間が熱病で倒れて途方に暮れる中、 一行は黄金の銃を持つ、意識不明の男を救う。名はカサ──敵対する村“ネスタ...