「ショウタイムセブン」 途切れぬ緊迫感と生放送のライブ感
聴取者参加のラジオ番組の生放送中に不審な男から電話が入り、直後に発電所爆破事件が発生する。男は人気のテレビ番組「ショウタイム7」のメインキャスターを降板させられたアナウンサー、折本(阿部寛)を交渉人に指名。第一線への復帰のチャンスと見た折本は生放送中の「ショウタイム7」のスタジオに乗り込み、男との生通話を強行放送するが、スタジオ内にも爆弾が仕掛けられていた。 韓国映画「テロ、ライブ」(2013年)が原作。二転三転する男の要求や周到なワナ、折本の野心も見せて緊迫感が途切れない。常時カメラ6台の同時撮影と長回しで、生放送のライブ感を際立たせ臨場感を盛り上げる。実際のテレビスタジオを使い、撮影クル...