アニメーション映画賞 「岬のマヨイガ」川面真也 初挑戦で受賞 片渕須直監督が絶賛
のめり込む仕事 アニメーション映画賞は「岬のマヨイガ」。川面真也監督はこれが初めての本格長編アニメだ。デザインの専門学校を卒業後、デザイン事務所に就職。特に不満はなかったが、「のめり込むほど仕事をしているか」と自問し、かねて興味を持っていたアニメ業界に転職した。テレビアニメが中心で、初めての映画に悩み苦しんだというが、その魅力にも取りつかれたという。 ©柏葉幸子・講談社/2021「岬のマヨイガ」製作委員会 震災、DV、重いテーマとファンタジー 「岬のマヨイガ」は、柏葉幸子の児童文学が原作だ。監督の話を持ち込まれて引き受けたものの、これまでとは勝手が違う。「児童文学の原作を...
ひとシネマ編集部
2022.2.23