チャートの裏側:迫力のライブ 歴史刻む
一昨年、活動休止を発表した嵐の20周年記念ライブ映画がトップだ。この土日は興行収入4億4000万円。11月28日時点での累計は、何と17億9000万円にのぼる。同3日から全国7館で先行上映されており、200館に増えた26日からの分を加えたのが、さきの累計となる。 入場料金は大人が3300円と高く、通常の興行とは違う。それは演出上のさまざまな工夫も含めて、ライブを存分に堪能できる作品になっているからだ。だから、ライブにより近い料金設定がなされている。平均入場料金は1人3000円を超える。これで興行収入がぐんと上がる。 先行上映されていた頃、「嵐のライブ映画の最終興収は50億円もありえる」と聞...