普遍的な感情を届ける 北村匠海 映画「とんび」
幾度となく関係が途切れても必ずつながる親子の半生を描いた映画「とんび」が、本日から公開される。重松清の小説を基に映画「64 -ロクヨン-」などの瀬々敬久が監督し、不器用な父親の市川安男(ヤス)を阿部寛、その息子の旭(アキラ)を北村匠海が演じる。 ぶっきらぼうで勘違いされやすい日本一不器用な男・ヤスと、母を事故で亡くして以来、町の人々に助けられながら育った息子・アキラの物語は、不朽の名作として愛され、これまでに2度、映像化された人気作。中学生からのアキラを演じた北村匠海は、「北村匠海が演じるアキラでいい」という瀬々監督のことばを胸に、撮影に挑んだ。役への思い、そして、作品を通して感じたことを...
及川静
2022.4.07