Andrey Gusev
1958年10月25日 生まれ
「暴走機関車」などで知られるロシアのアンドレイ・コンチャロフスキー監督が手がけた実録ドラマ。1962年、ソ連の南部ノボチェルカッスクで、生活苦にあえぐ労働者による大規模ストが発生した。事態を重く見たフルシチョフ政権は高官を現地へ派遣。そして街の中心部で、デモ参加者や市民を狙った無差別銃撃事件が引き起こされる。 ノボチェルカッスクの虐殺と呼ばれる史実と向き合ったコンチャロフスキー監督は、白黒スタンダードの静謐(せいひつ)な映像で当時のソ連における市民生活を細やかに再現。模範的な共産党員であるシングルマザーの主人公リューダ(ユリア・ビソツカヤ)が、銃撃事件を間近で目の当たりにし、国家への忠誠心を...
2022.4.08
1962年、ソ連南部のノボチェルカッスクで、労働者が生活改善を求めて大規模ストを敢行。事態収拾を図る党は、中央から鎮圧部隊を派遣する。実際に起きた市民虐殺事件を、シングルマザーの目から描く