Oh Seung-uk
1963年生まれ、映画監督「無頼漢 渇いた罪」(2015年)監督・脚本「リボルバー」(2024年)監督・脚本
5年で日本を3000キロ縦断 東北の震災で家族を失ったジャーマンシェパード犬の多聞(たもん)は、離れ離れになった大切な人に会うため5年の歳月をかけて日本を3000キロ縦断する。その途中で出会った人々は多聞と過ごす時間のなかで心が癒やされ人生に希望を見いだしていく。人と人とをつなげながら旅する多聞はどこへ向かっているのか――。 「ラーゲリより愛を込めて」にもクロという犬が 瀬々敬久監督、林民夫脚本と言えば「ラーゲリより愛を込めて」が記憶に新しい。戦後10年、ラーゲリ(収容所)で強制的に働かされた日本人たち。この生活はいつまで続くのか、果たして祖国に帰れる日は来るのか……と希望を見い...
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2025.3.10
かぶった罪によって全てを失った女性警察官が、一丁のリボルバーを手に巨大な悪に立ち向かう復讐劇。「無頼漢 渇いた罪」(2015年)のオ・スンウク監督とチョン・ドヨンが再びタッグを組んだ本作は、第33回釜日映画賞で最優秀作品賞、最優秀助演女優賞(イム・ジヨン)、撮影賞の3冠に輝いた。 夢に見たマンションへの入居を待ちわびていた警察官スヨン(チョン・ドヨン)は、恋人(イ・ジョンジェ)の裏金問題に巻き込まれ「すべての罪をかぶってくれるなら大きな補償を約束する」と謎の男アンディ(チ・チャンウク)に持ち掛けられる。刑務所に入って2年後、出所日に彼女を待ち伏せしていたのは、見知らぬ謎の女ユンソン(イム・ジ...